メンテナンス方法を動画でご紹介しています
グローブは、常に排気ガスや紫外線にさらされ、使い始めたその日から劣化が始まっています。
手は発汗量が多く、吸い込む汗の量もウェアとは比較になりません。そのような過酷な環境で使用されながらもグローブは案外、使いっぱなしにされがちです。
ここでは、JRPがおすすめする、ご家庭でできるメンテナンス方法をご紹介します。
※このメンテナンス方法は、3シーズン用グローブに限ります。
革は「洗ってはいけない」という話を良く聞きます。
当然、水で洗うことは革へダメージを与えます。しかし、グローブは直接素肌に触れるため、革に入る汗などの汚れにより雑菌が繁殖し、革の繊維質を壊していきます。
洗うことによって、革に含まれる油分が失われて硬化してしまいますが、 汗や汚れが付いたまま使い続けるよりも、積極的に洗って清潔に保つことによりグローブが長持ちするとJRPは考えます。
洗うときは、レザー用のソープ。弊社JRPのレザーソープがお勧めです。洗った後は、半乾きの段階で、手をとおして、自分の手に合うよう、革を伸ばしてください。そして日陰で十分に乾燥させてください。直射日光は禁物です。 レザー用ソープが無い場合は、ぬるま湯で洗っていただくだけでも結構です。
洗うことで少し革の油分が失われます。そんな時は、弊社JRPのメンテナンスオイルがおすすめです。少量を手に取り伸ばすように軽く薄く塗ります。そのあと乾布で拭きあげます。
薄く塗る方法としまして、オイルを両手にのばし、それからグローブへオイル分を移す方法があります。直接オイルを革に付けるとシミになる場合があるので注意!
オイルをベトベトに塗ってしまうことは絶対に良くありません。
革グローブは高い場所に。
よく、グローブをヘルメットの中に入れたままにしている人がいます。これは革にとってよくありません。カビが生えることさえあります。
下駄箱の中やタンスの中も良くありません。湿気がこもってしまうと、革の傷みは急速に進んでしまいます。
グローブはできれば風通しの良い場所で保管して下さい。高いところにつり下げるのも良い方法です。写真のようにタグを引き出して、ピンチ等で挟んでしまうのも良いでしょう。